ヒロシマ新聞トップ > 市民生活[記事]
 
  • 救助物資運搬 困難極める
    (六日夜)
 行く手を遮るがれきの山、路上に倒れた電柱…。り災者が集まる避難揚所への救援物資の輸送は、困難を極めている。

 同日夕、東署で牛田方面への食料運搬の指示を受けた田村達夫巡査(22)は同僚とともに、郡部から届いたにぎり飯を受け取るため、東段原派出所に向かった。途中の銀山町と稲荷町を結ぶ電車専用橋では、電柱が倒れ、枕木も所々が焼け落ち、「線路をはうようにして渡った」

 同派出所から荷車でにぎり飯を運び、現地に到着したのは既に夜半過ぎ。牛田町の広揚には、白島町や二葉の里方面から避難者が殺到しており、荷車いっぱいに積んだにぎり飯はたちまちなくなった、という。
 
生活・くらし
くらし記事
帰らざる水都の夏 天神町かいわい
核開発競争・ヒバクシャ
被爆死傷者
在外被爆者と救援の現状
軍都広島
中國新聞社の被害
インタビュー 川本隆史 教授
原爆ドーム
在外被爆者
被爆死者数
 本ページ内に掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます。"ヒロシマ新聞"における情報の著作権は中国新聞労働組合または情報提供者に帰属します。
 2005年8月6日発行 中国新聞労働組合 広島市中区土橋町7番1号 郵便番号730-8677
 写真提供 : 広島平和記念資料館/広島観光コンベンションビューロー/広島市公文書館  協力 : 中国新聞社  制作協力 : SOLALA co,.ltd.
 (C)Copyright 2005 Labour union of the Chugoku shinbun. No reproduction or republication without written permission.
 7-1 Dohashicho Nakaku Hiroshima Japan