ヒロシマ新聞トップ > くらし記事
  • この記事は、当時の生活を感じてもらうために、1945年に実際に発行された新聞記事をピックアップしたものです。
    南瓜の追肥
    八月六日(月曜日)
 目下南瓜は一番、二番成りがグングン肥大していますが、なかにはすでに肥切れの状態のものもある。
元来南瓜は元肥がすぎると落果するが、一番成りが結果してからは肥切れせぬように注意することが大切、うまく肥を切らさぬように気をつければ1本で数十個結実さすことができる。それで肥料は元肥に三分の一、追肥に三分の二と言った具合に施す。
現在肥切れのものには根元から遠く離して良く腐熟した下肥を施す。
また根の状態を見計らって節からでる根を地下に下ろしたり、またはその部分に肥土を盛り上げて、生育を旺盛にする、次に結果部から枝は剪除し結果枝は雌花二個位を残し雌花の先一、二葉で摘芯すると蔓の生育や結実に好都合である。

1945年8月6日付けの中國新聞
 
 
生活・くらし
くらし記事
 >> まづ水温を高めよ (5日)
 >> 古はがきを回収 (5日)
 >> 南瓜の追肥 (6日)
 >> サツマイモは早期供出 (9日)
 >> ラジオ番組案内 (9日)
 >> 米穀節減配給量 (10日)
 >> カボチャで砂糖代用品 (10日)
帰らざる水都の夏天神町かいわい
核開発競争・ヒバクシャ
被爆死傷者
在外被爆者と救援の現状
軍都広島
中國新聞社の被害
インタビュー 川本隆史 教授
原爆ドーム
在外被爆者
被爆死者数
 
 本ページ内に掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます。"ヒロシマ新聞"における情報の著作権は中国新聞労働組合または情報提供者に帰属します。
 2005年8月6日発行 中国新聞労働組合 広島市中区土橋町7番1号 郵便番号730-8677
 写真提供 : 広島平和記念資料館/広島観光コンベンションビューロー/広島市公文書館  協力 : 中国新聞社  制作協力 : SOLALA co,.ltd.
 (C)Copyright 2005 Labour union of the Chugoku shinbun. No reproduction or republication without written permission.
 7-1 Dohashicho Nakaku Hiroshima Japan